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その人は本当に「いい人」だったのか?

不遇な環境の中、声をかけてくれたり親切にしてくれる人が現れたら…

「この人は他の人とは違う。いい人だな」と錯覚しがちなんだ、と。

 

それはビジネスシーンの中での出会いだったから、立場がある故に“誰にでもいい顔”をしてただけに過ぎなかった。

 

出会う場所が変わるだけで、かつて対面して話したことどころか存在すらももちろん忘却の彼方。

それだけでなく同一人物に対する同一人物の対応とは思えないほどの、人の変わりよう。

 

知り合ったシチュエーションが、その人を親切にさせただけに過ぎず、

場所が違えば、ありのままの姿を晒すだけ。

 

会ったのは3度目以上にもかかわらず、名乗っても初対面の他人であるかのような振る舞い。

それならこちらも初対面の何も知らない一般人というテイで。

 

あの場所で出会った人は、どうやら誰一人として信用はできないようです。

どれだけ「自分だけはあなたの味方」という仮面をつけて、親しいふりをしていたとしても。

 

でも、そんなことはどうでもいいこと。これからも次々と新しい出会いを繰り返し、過去を捨てていくだけ。