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壁よりも遠く、突き離せ

周囲が気になるということは

自分と周囲との距離が近いと考えてしまってるからであって。

本当の意味で周囲から離れたいのであれば、

壁なんて叩けば崩せるようなものではなくて、

もっともっと、さらに遠くへ追いやればいい。

 

「なぜ、周囲は自分の思うようにならないのか?」と苛立ってる時点で、周囲に期待してしまってる証拠。

思うようにならない周囲には、壁を作らずに遥か遠くに突き離せばいい。

 

壁を作るということは、気に入らない周囲に合わせてしまってるということ。

気に入らない周囲に近づいて期待して合わせてるなんて、よく考えてみたら変な話で。

 

道ですれ違う人を見て何も思わないように、

壁よりも遠く突き離した周囲の騒めきなんて、ただの雑音。

すれ違う人に何かを期待することなんてないのと同じ。

その場限りのただの通りすがり。だからこそ、普通に微笑むだけ。

 

何かを変えたいからでもなく、何かを期待するでもなく、

むしろ、何も変えられやしないから、何も期待できないからこそ、

どうでもいいからこそ、今日も朗らかに。

 

不思議なことに壁を作らずにより遠くへ突き離したことで、周囲の空気が少しずつ自分に合うように変わってきたかのようで。

思い切って突き飛ばしたからこそ、突破口から空気が入れ替わり始めてるのかもしれない。