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ふんわりとした「キラキラ」「ワクワク」にドキドキしている

ワクワクという言葉のイメージ。

以前はポジティブなものしかなかったが、今の私はそうでもなくなった。

 

Facebookを中心にSNS利用していたとき、私自身も「ワクワク」という言葉を多用していた。

今後が読めなくて不安を抱えながらも気持ちだけは前向きになりたいとき、「ワクワク」という言葉でよくごまかしていた。不安なんてない、期待しかないんだ!と自分に言い聞かせるように。

その頃は「ワクワク」は最強のポジティブフレーズに思えていた。口にするだけでカッコいい言葉のようにさえ思えた。

 

しかし自分の考え方が変わる…というよりは本来の自分の考え方に気づき始めた頃から、「ワクワク」と口にすることに慎重になった。

お気に入りフレーズとして多用していた頃から本当は気づいていたのだ。「ワクワク」と口にする時は、その中身が空っぽだということに。気持ちを上げたい時に使う言葉の一つなのだから。

 

もちろん「ワクワク」という言葉の意味や使う人がポジティブではないとは思っていない。

ただ、「ワクワク」という言葉が出てきたら、その中身はあるのか?空っぽなのか?慎重に見極めなければならない…というアンテナが私の中に張るようになるというだけのことで。

 

具体性のないふんわりとしたポジティブワードに中身は本当にあるのか?それともシューのように空っぽなのか?

もしシューの中身がまだ入ってないのなら、クリームが中に入ったことを確かめないと本当のシュークリームの味は分からないので。シューが膨らんでいるうちでないとクリームは入らないので、もし入れるのなら早めに入れとかないと。

 

私の苦手なタイプの一つは、実態とイメージがかけ離れた人。

Facebookにはそんな人が溢れがちだったので、嫌気がさして利用を控えるに至った…という訳です。キラキラとワクワクに溢れたタイムラインの空虚さに耐えられなかった。

 

キラキラとしたワクワク…結局その中身は具体的に何なのか?それが見えない時、なんだかドキドキしてしまうのです。大丈夫なのかな?と。